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言葉というプレゼント

私は現在、会社員をしているのですが、就職する前に通っていた大学の時に一人の人からもらったたった一言の言葉のプレゼントにとても感動しました。
大学3回生の秋に本格的な就職活動がはじまり、私を含む周りの友人達も目に見えて焦りや不安そして今までの生活とは比べ物にならない程、忙しくなっていました。
忙しくなるとともに友人との日常会話も機械的な挨拶や就職活動の進行具合などの会話が多くなりました。
会話が機械的になるにつれて毎日行われる大学での講義などもだんだんと楽しくなくなってきました。
講義の内容も全くと言っても良いほど頭に入らなくなり、大学に毎日通うことが苦痛となっていきました。
この様な状態に陥ってしまったためもちろん就職活動にも悪影響が出てしまい、就職活動に必要な模擬面接や必要書類などの様々なミスが目立つようになりました。
その様な普段の私ではありえないミスが続きそのことを心配した一人のキャリア教授がカフェで悩んでいた私を見付けてこんな言葉を掛けてくださいました。
「最近、忙しいせいかかなり悩んでいるようだけれど、もし僕で良ければキャリア教授室にいるので相談に来てくださいね。一人で悩んでいても解決はできませんから、いつでも待っていますから。」という言葉を掛けてくださいました。
私はその時、あまりまともな返事を返すことが出来なかったせいもあってか、教授と話をしていた時間は1分ほどでした。
しかし、この1分という短い時間とこのとても短い時間で、私は安心と安らぎを感じることが出来ました。
次の日に早速、就職活動が上手く行かないこともあって教授室に相談に行くと教授が待っていたようにすぐに対応してくれました。
そして、私の近頃の模擬面接で上手く行かないことや各種書類に今までに無いようなミスが連続して起こっていることなどを話しました。
教授から帰ってきた言葉は「緊張や不安などでこれまでにないストレスに初めてさらされているのだからその様なことは良くあることであまり心配をする必要は無い。そして、心配なのであったら書類の書き方や面接の練習などは別途行って行きましょう。」という言葉をいただきました。
その言葉に私は安心することができ、就職試験での面接で練習時の様なミスを犯すこともなく、試験に通ることができました。
一人の教授から頂いたこんなにも短いどこにでもあるような言葉が私にとって最も大切な言葉のプレゼントとなりました。

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